海蔵寺

(2022年8月14日・日曜日)

寺町通りにある大黒屋と、春日神社の隣にあるしろざけや茂三郎でかき氷を食べてから、八間通りを歩いて桑名駅に向かう途中、八間通り沿いにある海蔵寺に立ち寄りました。

八間通り沿いにお寺があることは知っていたのですが、立ち寄るのは今日が初めてです。

海蔵寺桑名市北寺町)

さざれ石

海蔵寺は、三重梅花百観音第五十二番霊場です。

宝暦治水 薩摩義士墓所 二十四基があります。

宝暦年間、木曽、長良、揖斐三大治水工事に際し御手伝普請(おてつだいぶしん)に当たった薩摩藩士が工事の難関に処してよくこれを克服したが、その間悪疫に紛争にまた重大な工事費の超過など責任を負って殉難した二十四名の墓所である。この二十四名は凡て割腹した藩士ばかりで、中央は総奉行平田靱負(ゆきえ)正輔の墓碑である。(現地説明板より)

水観

千本松原の松の木

ここに展示してあります松の木は、宝暦治水工事(1754~55年)の際に薩摩藩士が植えたとされる千本松原(岐阜県海津市)に生えていた松の木です。松くい虫被害などにより枯れたため平成18(2006)年10月に伐採され、この度、国土交通省 木曽川下流河川事務所のご厚意により寄贈されたものです。

この松は現存する中で最も幹が太いものであり、千本松原を守る松道を続けてきた人々の間で「守り松」と呼ばれていたものでした。

(参考)生きていた時の大きさ 幹廻り約3.52m 樹高約29m (現地説明板より)