西阿倉川アイナシ自生地

(2023年4月3日・月曜日)

西阿倉川のアイナシ自生地に行ってきました。

市立四日市高等小学校(現在の市立中部西小学校)の先生であった相松栄次郎氏が、同校今井久米蔵氏・寺岡嘉太郎氏とともに、明治36年(1903)6月に、イヌナシの果実よりも大きく、栽培ナシの果実よりも小さい樹木をこの地で初めて発見した。

牧野富太郎博士の鑑定の結果、新種であることが明らかになり、「アイナシ」と命名、イヌナシと同じく明治41年(1908)に「植物雑誌」に発表し、世に広く紹介された。

「天然記念物 西阿倉川あひなし自生地」の石碑が建てられています。

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観察用のイヌナシもあります。

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東阿倉川にイヌナシの自生地があるので、今度行ってみたいと思います。