9月22日(日曜日)の近鉄ハイキング・「昔も今もお伊勢参り ~旅8日目~伊勢街道、旅人気分で垂水から雲出へ」は、午後から雨の予報だったので参加しませんでした。
10月5日(土曜日)に「昔も今もお伊勢参り ~旅9日目~伊勢街道、旅人気分で雲出から城下町松阪へ」が開催されるので、それまでに、行けなかった垂水~雲出間を歩いておこうと思い、9月28日(土曜日)に行ってきました。
前回の近鉄ハイキング・「昔も今もお伊勢参り ~旅7日目~伊勢街道、旅人気分で津のまちから垂水へ」で歩いた、津市垂水にある成就寺前にバスで向かいます(垂水バス停下車)。
バスに乗っていると雨が降ってきたので歩けるかどうか心配しましたが、何とか雨がやんで歩くことができそうです。
今日のハイキングはここからスタートです。「みえの歴史街道・ウォーキングマップ」をプリントアウトして、マップを参考にして歩きました。
金剛寺(津市垂水)
真宗高田派の寺院。もとは成就寺の中金剛坊でした。
念仏塚
南昌寺(津市垂水)
睡蓮鉢に植えられたスイレン。花が咲いていました。
街道を南に進みます。
須賀神社(津市垂水)
石段を見て上るのをやめようかと思いましたが、もう来ることはないと思うので上ってみます。石段自体は緩やかでした。数えてみると、113段くらいありました。
石段に数か所、記号のようなものが彫られていました。
街道を南に進みます。
街道は直進ですが、右に曲がって加良比乃神社に向かいます。
街道を右に曲がると、加良比乃神社と彫られた石標と常夜燈があります。
銅製の常夜燈は、1764(明和元)年建立です。
石標は明治2年建立。
直進すると、加良比乃神社に到着です。(津市藤方)
彼岸花が咲いていました。
伊勢街道に戻り、南に進みます。
伊勢街道を左に曲がると、西福寺があります。(津市藤方)
街道に戻り、南に進みます。
相川に架かる相川橋を渡ります。
橋から東を見ると、JR紀勢本線が走っているのが見えます。
橋から西を見ます。
橋を渡って、さらに街道を進みます。
右折して、浄誓寺に向かいます。
浄誓寺(津市高茶屋2丁目)
街道に戻り、南に進みます。 街道は直進ですが、右折して宇氣比神社に向かいます。
正面に、小森宮の前公園が見えてきました。
公園の一段高い場所に、鳥居と常夜燈があります。
「宇氣比神社」の石碑だけが建っていて、建物はありません。
街道に戻り、南に進みます。
高郷井用排水路改修竣工記念碑
天神川に架かる天神橋を渡ります。
称念寺(津市高茶屋1丁目)
マップによると正面辺りに常夜燈があったようですが、見つけることができませんでした。
階段を上っている途中にあった、小さい常夜燈。
街道をさらに南に進みます。
右手に高茶屋神社が見えてきました。
高茶屋神社(津市高茶屋1丁目)
十社の森と称され、街道の勅使休憩所として使われました。
神社の前にある常夜燈は、1863(文久3)年のものです。
街道に戻り、さらに南に進みます。
街道は直進ですが、左折してJR高茶屋駅に向かいます。
正面に駅が見えてきました。
JR紀勢本線・高茶屋駅(津市高茶屋1丁目)
お腹が空いてきたのですが、街道沿いにはお店がなくて困っていたら…
駅前の道を南のほうを見てみると少し先に、「葛プリン」ののぼりが!行ってみると「みたらし団子」の看板も出ています。和菓子屋さんです。
御菓子司正和堂(津市高茶屋1丁目)
みたらし団子、草餅、葛プリンを買いました。
みたらし団子
注文してその場で焼いてもらいます。
草餅(こしあん)
葛プリン 別添えのカラメルソースをかけていただきます。
街道に戻って、南に進みます。国道165号線の高架下を通ります。
JR紀勢本線・高茶屋踏切を渡って右折します。
田んぼが広がっています。
彼岸花。まだ咲き初めでした。
玉造院(津市雲出島貫町)
街道を南に進みます。街道は直進ですが、水路の手前で右折すると社跡があります。
右手に社跡が見えます。
社跡
街道に戻り、南に進みます。
ガマの穂が生えていました。
小学生の頃、学校帰りにガマの穂をバフバフ散らかしながら歩いたことを思い出します。
古布古民具のお店の前に置かれていた、自転車付きリヤカー。
畑にキャベツの苗がたくさん植えられています。
県道413号を横断して、直進します。
街道の左手に、明治天皇島貫御小休所跡の碑が見えてきました。
史蹟 明治天皇島貫御小休所跡
さらに街道を進むと、道標がありました。
道標には「神明道」と彫られています。神明道は、雲出長常村の神明社に至る道です。
街道を逸れて東に進むと、円福寺があります。
左手に円福寺が見えてきました。正面には、廃線になった近鉄伊勢線の築堤が見えます。
円福寺(津市雲出島貫町)
境内には、津市指定天然記念物のソテツがあります。
街道に戻って、さらに南に進みます。雲出川の堤防に突き当たります。
堤防に上ります。
雲出川に架かる雲出橋が見えてきました。
かつては渡し場がありました。
画像右側・松の木が生えているところに常夜燈があります。
常夜燈は1835(天保5)年のものです。かつては渡し場口にあったもので、雲出橋の架け替えに伴い、現在の位置に移設されました。
雲出橋を渡ります。
上流方向
下流方向
常夜燈が見えてきました。
常夜燈(松阪市甚目町)
1800(寛政12)年のもの。1944(昭和19)年の東南海地震で崩壊し、再建されました。
コースは左折して堤防を少し東に進み、堤防から階段を下りて街道はさらに南に進みます。
街道はここからさらに南に進みます。
雲出川の堤防から階段を下りて、街道を進みます。
左折して、本楽寺に向かいます。
街道に戻り少し南に進んで、また細い路地(画像左側の電柱)を左折します。
真覚寺
1824(文政7)年、7歳の武四郎は真覚寺の住職・来応和尚から読み書きを習いました。
街道に戻り、南に進みます。
街道沿いに北海道の名付け親・松浦武四郎の生誕地があります。
9月22日の近鉄ハイキングでは、近鉄・松ヶ崎駅まで歩くコースのようですが、今日の伊勢街道歩きはここまでにしました。
今年2月に、JRさわやかウォーキングでJR六軒駅から、雲出川南詰めの常夜燈まで歩いたことがあるので、ここまででウォーキングは終了にしました。
国道23号線にある三重交通バス・小野江バス停まで歩いて、バスで津駅に戻りました。
2月のJRさわやかウォーキングのようすは、こちら↓
midorineko-cutter-mat.hatenablog.jp
次回の近鉄ハイキング「昔も今もお伊勢参り ~旅9日目~伊勢街道、旅人気分で雲出から城下町松阪へ」は10月5日(土曜日)、伊勢中川駅・スタート、松阪駅・ゴールの約11kmのコースです。